赤塚不二夫生誕80周年記念読本、二冊同時リリース! こうご期待!
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『赤塚不二夫の「バカ」に学ぶ(仮)』
著者:高平哲郎/三上寛/坂田明/奥成達/足立正/山下洋輔ほか 定価:1,800円(予定)
ページ数:250(予定)
並製/四六判こんな時代だからこそ「バカ」が必要なのだ!
赤塚不二夫の「バカ」とはいったい何なのか? 生前お付き合いのあった、サブカルのゴッドファーザー、ジャズメン、フォーク歌手、映画監督らがいま語る赤塚不二夫のすごさ。元『宝島』編集長にして『笑っていいとも!』の構成作家──高平哲郎
過激なフォーク歌手にして俳優──三上寛
世界で活躍する日本フリー・ジャズの巨匠のひとり──坂田明
ビートニクの詩人でありジャズ評論家、伝説のパロディスト──奧成達
日本の映画界のラジカリスト──足立正生
日本のフリー・ジャズの大いなるピアニスト──山下洋輔酒を飲み、裸になり、バカをやってきた生き証人たちが語る赤塚不二夫の正体。70年代の日本のサブカルチャーの一場面を浮彫にしつつ、混迷するこの時代にあらためて赤塚の残した「バカ」を追い、「バカ」の必要性を問う。
目次:ぺーソスはいらないのだ!/書を捨て町を裸で街を歩くのだ!/深遠なバカなのだ!/クーダラナイから良いのだ!/ほか
ただバカつったって、ホントのバカじゃダメなんだからな。知性とパイオニア精神にあふれたバカになんなきゃいけないの。(中略)リッパなバカになるのは大変なんだ。だから、バカになる自信がなかったら、キミもごく普通のリコウな人でいたほうがいいって。まァ、これでいいのだ!!
──赤塚不二夫『人生これでいいのだ!!』より -
赤塚不二夫 実験マンガ集
「赤塚作品とは、アシッド・ハウスである!」──石野卓球(本書より)
マンガを左手で描く狂気とは? 近くのものが遠くに見えるマンガとは? フキダシに絵を描いて絵の場所に文字を描くマンガとは? 作画中にアシスタントがいなくなった作品とは? 登場人物を実物大で描くとどうなるか?
──メジャーな少年マンガ誌を舞台に、マンガ表現のいきつくところまで行き着いた赤塚不二夫のもっともラジカルな作品群を収録。
解説あらためインタビュー取材には、石野卓球が登場。
いわく「赤塚作品とは、アシッド・ハウスなのだ!」B6版 400ページ(予定)
刊行:ele-king books/9月14日(赤塚先生の生誕日)刊行予定/価格未定